プレグナを導入したポイントは?

たくさんあるサプリメントのなかで何をどう選ぶのかは、私たちも内容がわかっていないと伝えられません。
プレグナは、アプローチから始まり、中身についてしっかりした勉強会があり、使ってほしいという姿勢と自信があります。そこにほかのサプリメントとの違いを感じたからです。

・どのような患者さまに勧めていますか?
治療経過が良い結果につながらない場合ですね。でも、サプリメントを最初から前面に押し出さないようにしています。基本は食事だからです。乱れた食生活をサプリメントで補うのは本末転倒です。まずは3食を規則正しく、ほぼ理想的という食事に見直し、そこを基本に生活ができていて、それでも良い結果につながらなかった時には「サプリメントも考えてみましょう」と伝えています。

・使用上の注意点は何ですか?
サプリメントは、あくまでも補助的な役割です。効果を期待したり、飲めば何かが変わっていくなど、サプリメントに頼り薬のように捉えないことです。きちんと3食の食事をとり、自分の生活のリズムを整えていくことで、妊娠を目指せる健康な体になることが大切です。目指すのは妊娠であり、妊娠中の生活も出産も問題なくできるしっかりとした健康な体をつくること。それを補うものとして使うことですね。

・自分で選ぶポイントは?
十分に吟味し見極めてほしいですね。高ければ良いというものでも、安ければ悪いというものでもないです。ネット上で調べるといいことしか書いていない場合も多く、中身がよくわからないものもあります。原料の産地や製造国など、よく確かめたほうがいいですね。通院を始めたら、自分で見つけたサプリメントについて先生に聞いてみてもいいでしょう。他の薬やサプリメントと併用できないものもあります。通院しているところから勧められるものがあれば、そこから変えていくことがあってもいいと思いますね。

内田クリニック
内田昭弘先生

島根医科大学医学部卒業。同大学の体外受精チームの一員として、1987年、島根県の体外受精による初の赤ちゃん誕生に携わる。1997年に内田クリニック開業。生殖医療中心の婦人科、奥様が副院長を務める内科、大阪より月1回来院の荒木先生による心理カウンセリングをもって現在のクリニックの完成形としている。今年は開院20周年を迎え、「島根県で初めて、不妊治療中心の婦人科クリニックを35歳で開業し、皆さんに支えられてきました。これからも、与えられた使命を全うするべく前に進みます」と、気を引き締める内田先生です。

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