体外受精を受ける方へ
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ART(高度生殖補助医療)の治療成績
ARTの妊娠率や有効治療回数について
当院の治療成績は新鮮胚移植での妊娠率が21.5%、凍結胚移植での妊娠率が50.5%です。(全国平均:新鮮胚移植21.2%、凍結胚移植36.9%:JSOG2021ARTデータ参照)
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体外受精(ART)の流れ
体外受精の方針決定後から移植までの大まかな流れ
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ARTの排卵誘発方法 自然周期法と調節卵巣刺激法
自然周期法と調節卵巣刺激法、それぞれの特徴について
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受精の方法 体外受精と顕微授精
体外受精と顕微授精、スプリット法について
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受精卵でわかる 正常受精と異常受精
受精が正常に行われたか判定するプロセスについて
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ART治療 受精卵はどこで育てる?
受精卵を育てる培養室とインキュベーターについて
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胚盤胞の培養と移植
胚盤胞まで育てる理由と初期胚との違いについて
当院での凍結胚盤胞を使用した胚移植での妊娠率は56.5%です。(全国平均42%:JSOG2021ARTデータ参照)
当院でも積極的に胚盤胞培養をお勧めしておりますが、途中で成長が止まってしまった場合(動画中では死滅と表現されております)や胚盤胞の評価が低い場合は凍結ができない事もあります。 -
受精卵の孵化「ハッチング」
受精卵の透明帯とアシステッドハッチングについて
当院でのアシステッドハッチングはレーザー法を採用しております。
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新鮮胚移植の有効性は?
新鮮胚移植の妊娠率とメリット、適しているケースについて
新鮮胚移植の希望がある場合は、採卵のスケジュール(治療計画)を立てる前に医師に伝えてください。排卵誘発方法によっては新鮮胚移植に適さない場合があります。
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胚(受精卵)の凍結・融解
凍結融解胚移植に欠かせない、胚の凍結・融解について
当院での凍結はガラス化保存法を採用しております。
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全胚凍結するのはどんな時?
全胚凍結が推奨されるケースと治療成績について
当院では妊娠率の向上を目的とし全胚凍結をお勧めしております。
当院の治療成績は新鮮胚移植での妊娠率が21.5%、凍結融解胚移植での妊娠率が50.5%です。(全国平均:新鮮胚移植21.2%、凍結融解胚移植36.9%:JSOG2021ARTデータ参照)
ただし、年齢によって妊娠率に差があります。 -
凍結融解胚移植の有効性は?
凍結融解胚移植が向いているケースと妊娠率について
当院の治療成績は凍結融解胚移植での妊娠率が50.5%、新鮮胚移植での妊娠率が21.5%です。
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胚の分類と評価
胚の評価方法、ヴィーク分類法とガードナー分類法について
当院では6日目まで培養が可能です。
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受精卵に優しいタイムラプス
先進医療「タイムラプスインキュベーター」について
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卵巣刺激方法の種類と方法 自然周期と低刺激法
自然周期と低刺激法の特徴と治療の流れについて
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卵巣刺激方法の種類と方法 アゴニスト法
ロング法とショート法の特徴と治療の流れについて
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卵巣刺激方法の種類と方法 アンタゴニスト法
アンタゴニスト法の特徴と治療の流れについて
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卵巣刺激方法の種類と方法 PPOS法
PPOS法の特徴と治療の流れについて
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不妊治療の副作用、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)とは?
OHSSの注意点、リスクの高い方や発症した場合の過ごし方
当院ではOHSSのリスクの高い方には予防薬の内服を行っております。
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卵巣刺激に使うお薬
採卵に先立ち使用される薬の種類と目的について
誘発の方法は個人によって異なりますが、当院では希望もふまえ、個人に合った方法を選択していきます。
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胚移植当日の過ごし方
移植時の子宮内膜の状態や、胚移植の手順について
当院では移植後の安静は特にありません。
日常生活についてはスケジュール表に記載していますので、ご参照ください。 -
自己注射(アンプル・バイアル)の打ち方
ご自身で行う自己注射の方法について