株式会社ジネコは、2000年に開設された女性のための健康生活ガイド「ジネコ」を起源とし、不妊治療・妊活支援を中心としたコミュニティ運営、出版、イベント事業を展開する企業です。2007年に前身となる株式会社バズラボを設立後、2015年に現在の「株式会社ジネコ」へ商号変更を行いました。ユーザー(ジネラー)の声に基づいたサービス開発と、専門医と連携した正しい医療情報の提供を特徴としています。
2000年: Webサイト「ジネコ」を開設。
2007年: 前身となる「株式会社バズラボ」を設立。
2009年: フリーマガジン「jineko.net」を創刊。
2015年: 「株式会社ジネコ」へ社名を変更。
2021年: 動画配信サービス「ジネコTV」および新サイト「Jineko.life」を開設。
ボブ・レナス氏監修のもと、SEO(検索エンジン最適化)の実証実験としてWebサイト「ジネコ」を開設。掲示板「彼女たちの広場」やユーザー視点のクリニック情報収集をコンテンツの核とし、女性向けヘルスケアコミュニティの基盤を構築。

インターネット通販市場の拡大期に合わせ、物品販売サービス「彼女たちの店」を開始。しかし、ユーザー要望に応えた商品構成ではなかったため、開始から1年未満でサービス終了(撤退)を決定。

ユーザー要望に応えて「クリニックジネコ」を開始したが、匿名投稿に起因する誹謗中傷や情報の正確性欠如が顕在化。医療情報としての信頼性維持が困難であると判断し、2004年に同サービスを終了。

「掲示板の利用者と直接交流したい」という要望を受け、SNS機能(SNSジネコ)を実装。これによりコミュニティの結束が強まり、ユーザー自らを「ジネラー」と称する独自の文化が定着。全国的なオフ会(対面交流)の開催も活性化し、ユーザーの声が運営側にダイレクトに届く強固な信頼関係が構築。

ユーザー増と投稿の多様化を受けリニューアルを実施。要望に基づき掲示板をカテゴリ分けしてUI/UXを改善、企業連携強化による広告枠の拡充を行う。

広告枠拡大のためトップページのお知らせ欄を拡張も、掲示板の視認性低下。この経験から、企業都合よりもユーザー目線(UI/UX)を優先する重要性を再確認。

「ジネコ」で培ったノウハウを活かし、マーケティング支援を行う法人として設立。
医師・コメディカルへのインタビュー取材を開始。医療情報の信頼性向上に取り組む。
大阪オフ会でユーザーから「雑誌を作ってほしい」との要望を受ける。社内にノウハウはなく躊躇するも、「ユーザーが必要としているなら挑戦すべき」というユーザーファーストの理念に基づき、未経験ながらプロジェクトを始動。

ユーザーが求める「治療法・病院選び」の疑問を医師に相談した際、「ネットの誤情報は迷惑だ」と厳しい指摘を受ける。この叱責を機に、逆に「ユーザーの疑問に医師が正しく答える媒体」を作る必要性を確信し、事業化への覚悟を固める。
出版の知識不足を補うため専門家に助言を仰ぐ。コストや人材の課題はあるも、雑誌広告の市場価値(収益性)に事業の可能性を見出し、リスクを恐れず即座に契約を締結。

「質の高い医療情報」の提供を目指し、著名な医師15名の協力を得てフリーマガジン「jineko.net」のプレ創刊を実現。しかし、収益計画の甘さから多額の赤字と大量在庫を抱える結果となり、事業開始直後に撤退か継続かの重大な経営判断を迫られる厳しいスタートに。

プレ創刊号に対し、ユーザーや医師から多数の賞賛が寄せられる。この反響により媒体の必要性を確信し、即座に次号の契約と企画立案を行い、事業の本格継続を決定。

プレ創刊号への高評価を背景に、協力医師を23名に拡大して創刊号を発行。収益面では赤字が続いたものの、ユーザーからの支持を支えに継続を決意。特にブロガーによる自発的な情報拡散(口コミ)が在庫消化を牽引し、マーケティング戦略が未整備な中でも、コンテンツの力が読者を動かす実例となる。

フリーマガジンとの連動およびモバイル対応を目的に、Webサイトをリニューアル。過去の反省からユーザー調査(ヒアリング・モニター)を徹底してUI/UXを改善した結果、アクセス数が急増し、月間100万ユニークユーザーを突破。

セカンドオピニオン要望への対応を開始したことで、取材件数が急増。並行してセミナーの動画配信にも着手したが、当時の通信環境では再生品質が安定せず、技術的な課題に直面する試行錯誤の時期となる。
株式会社メニコンとコンサルティング契約を締結。生殖医療分野(スパムソーター等)の調査協力を開始。
「早期受診があれば救える」という医師の切実な声を受け、受診ハードルを下げるべく「婦人科検診促進協会」を設立。これを機に、不妊治療に限らず予防医療や一般婦人科領域へも取材対象を広げ、啓発活動を本格化。

ユーザーの「どんなサプリメントを飲んだらいいか?」という疑問を英ウィメンズクリニック・塩谷医師に取材。「既存品よりも安価で高品質なものが欲しい」という切実な要望を受ける。この課題に応えるべく株式会社メニコンと連携して開発に着手し、オリジナルサプリメント「プレグナ」シリーズを完成。

サプリメント「プレグナ」シリーズの発売に合わせ、直販ECサイト『ジネコショップ』を開設。現在は主力商品として認知されているが、発売当初の受注数は1日数件程度に留まり、カレンダーへの手書き記録で管理を行うなど、手探りで地道に販売実績を積み上げるスタートとなる。

投稿数の急増により最新記事が即座に流れてしまう視認性の課題に対し、トップページのUIを全面的に刷新。情報の閲覧性を高めたこのリニューアルは奏功し、月間ユーザー数が200万人を超える大規模サイトへと急成長を遂げる。

「不妊治療後の情報が不足している」というユーザーの声に応え、別冊「マタニティジネコ」を創刊。治療を卒業する患者へクリニックを通じて配布する独自モデルや、産科医が回答するQ&A形式が好評を博し、これを機に産婦人科領域への取材活動も本格化。

「夫の協力が得られない」というユーザーの悩みと男性不妊への社会的関心の高まりを受け、男性向け別冊『メンズジネコ』を創刊。医師から夫へ直接語りかける企画は夫婦間の温度差解消に役立つと好評を博し、発行後すぐに配布終了となる異例の反響を呼ぶ。

スマートフォン対応およびユーザビリティ向上を目的にリニューアルを実施。ログ解析に基づくデータ分析とユーザーからの指摘への対応を徹底した結果、サイト評価が向上し、月間アクセス数は370万ユニークユーザーへと急成長。

「初診年齢の上昇」という医師の指摘や晩婚化の社会背景を受け、40代(仏語でカランタン)向け別冊『カランタン』を発行。読者からの高評価を受けて「40代の不妊治療」を継続企画化し、ユーザーが求める情報を徹底して取材する編集方針をより強固なものに。

事業領域をジネコ運営に集中させるため社名を変更。
運用開始から15年が経過しシステムの老朽化が限界に達したため、Webサイト「ジネコ」の基盤システムを全面的に刷新。将来的な拡張性と安定性を確保するため、ゼロベースでの再構築(フルリニューアル)を実施。
「不妊情報をより早期に届けたい」というユーザーの声に応え、結婚のタイミングでの情報提供を目指し婚活サービスを開始も、運営ノウハウの不足により半年で撤退。この経験は、ユーザーニーズへの即応性と事業計画のバランスを学ぶ重要な教訓となる。

不妊治療後のユーザーの声を受け、不妊治療施設だけでなく一般婦人科の取材を開始。ビ
全国10箇所でリアルセミナーを開催(延べ1,500名参加)。
1年間の準備期間を経て、Webサイトの全面リニューアルを実施。デザイン面を抜本的に見直すことで、視認性の向上とサイトイメージの刷新を図る。

2009年の創刊以来、「ユーザーの知りたい」と「医師の伝えたい」を繋ぐ媒体として、フリーマガジンは10周年を迎える。これを節目に、これまでの支援への感謝を表明するとともに、今後もユーザーからのフィードバックを重視し、より質の高い情報提供を目指してサービス改善に取り組む方針を再確認。

ジネコ プレコンフェスタin東京を渋谷ストリームホールで開催。351名が参加。
媒体の改良を検討する中で、「大きすぎて持ち歩きにくい」という課題が浮上。これを受け、判型を従来のA4変形から一回り小さいB5変形へと変更(ダウンサイジング)を実施。この変更は携帯性を重視するユーザーから予想以上の好評を博し、コンテンツ内容だけでなく物理的な使いやすさ(ユーザビリティ)を追求することの重要性を再認識。
全社的なリモートワーク体制へ移行し、経営理念を再構築。
「ユーザーの声を徹底して聞く」という方針のもと、オンラインサロンを開設。サロンで収集したリアルな悩みや疑問を、Webやフリーマガジンの記事企画へダイレクトに反映させる体制を構築し、併せて要望の多かったWebセミナーの配信も開始。



2020年のコロナ禍を機に、全社的な業務体制をフルリモートへ移行。福岡オフィスとの連携により既にリモート基盤が確立されていたため、スムーズな体制変更が実現。これに伴い本社オフィスを縮小移転し、単なる執務スペースから「必要な時に集まれるコミュニケーション拠点」へとオフィスの役割を再定義。
不妊治療経験を持つ女優・加藤貴子氏と連携し、Instagramでのライブ配信を開始。妊活に悩む当事者の質問に対し、経験者である加藤氏が直接答えるQ&A形式が共感を呼び、ユーザーとの新たな双方向コミュニケーションの場として定着。

「Jineko.net」の情報肥大化によるユーザビリティ低下を解消するため、新サイト「Jineko.life」を開設しました。「無料ではじめる妊活生活」をコンセプトに、創業以来の「全情報無料」の方針を維持しつつ、ユーザーが必要な最新情報へ即座にアクセスできる環境を再構築。

婦人科検診促進協会および女子大生編集チームと連携し、若年層向けフリーマガジン「My Jineko」を創刊。企画段階から学生が参画し、専門医が疑問に答える構成は早期啓発ツールとして高く評価され、多くの婦人科での配布に加え、高校や大学の授業教材としても採用される。

動画コンテンツへの需要拡大に伴い、オンラインイベントの応募者が800人を超える規模へ成長。「過去の動画を自由に検索・視聴したい」というユーザー要望に応え、アーカイブを完全無料で公開する「Jineko.tv」を開局。視聴データの分析を通じて、よりニーズに即した医療情報を提供する体制を整える。

2022年の不妊治療保険適用開始による妊活検討層の増加を受け、入門誌『プレジネコ』を創刊。全国の専門医協力のもと、将来の妊娠に備えて健康管理を行う「プレコンセプションケア」の正しい知識普及に注力。

2020年より試験運用を開始したライブ配信イベントへの注目が高まり、事前応募数が800名を突破。継続的な開催により認知が拡大し、多くのユーザーが参加する主要コンテンツへと成長。

保険適用だけではカバーしきれない経済的負担を軽減するため、鳥取県などの先進的な自治体モデルに着目し、全国の自治体に対し、独自の助成金制度の設置および拡充を求める署名活動プロジェクトを開始。ユーザーの声を「嘆願書」として各自治体の首長へ直接届けるロビー活動を展開し、その進捗をWeb上で可視化することで、地域による治療環境格差の是正に取り組む。

妊活に伴う精神的な負担(メンタルストレス)を軽減するため、心理カウンセラー資格を持つスタッフによるオンライン個別相談サービス「こんしぇるジネコ」を開始。医学的な情報提供にとどまらず、ユーザーの孤独感や不安に寄り添う「心のケア」を重視。場所を選ばず利用できるオンライン形式を採用し、より身近で包括的なサポート体制を構築。
これから妊活を始める層(プレコンセプションケア層)の「どの栄養素を摂取すべきか分からない」という悩みに対する回答として、ベーシックプロテイン『プリマム』を開発。長年のユーザーの声と医師の知見に基づき、葉酸・ビタミンD・鉄・亜鉛などの必須栄養素を1つに凝縮(オールインワン化)。サプリメント選びのハードルを下げ、誰もが手軽に正しい栄養管理を実践できる環境を整備。

情報収集の手段がWeb検索からSNSへと多様化する中、ユーザーの日常生活に最も浸透しているLINEを通じた情報発信を開始。公式アカウントの開設により、最新の医療情報やセミナー案内をダイレクトに届ける(プッシュ型)体制を構築し、ユーザーが能動的に検索しなくても必要な情報を受け取れる環境を整備する。

基礎知識から先進医療までを網羅した100本以上の解説動画を制作し、医療機関への提供を開始。動画活用により医師・看護師の説明業務負担を軽減し、本来の診療業務への集中を支援。同時に、患者に対しては「いつでも・どこでも」学べる環境を提供し、対面では聞きづらい疑問の解消や治療リテラシーの向上を促進。日進月歩の医療情報に合わせてコンテンツを常時アップデートし、医療現場の効率化と患者満足度を両立させるDXソリューションとして展開する。
従来の掲示板機能に加え、よりリアルタイムで手軽な交流を求めるニーズに対応し、「LINEオープンチャット」を開設。治療段階・年齢・居住地などの属性ごとに細分化されたトークルームを提供することで、匿名性を保ちながら深い共感と情報交換が生まれる「ピアサポート(当事者同士の支え合い)」の場を拡張する。

2月23日は「二人三脚(2・2・3)」に由来する「妊活の日」。夫婦での取り組みを支援する特別キャンペーンを展開。「jineko.life」において、男性不妊に特化した特集や無料オンラインセミナーを集中的に配信。女性側の負担という固定観念を払拭し、夫婦がパートナーとして共に取り組む意識変容(マインドセット)を促進する機会を創出。以降、7月25日の「体外受精の日」11月22日の「いい夫婦の日」は毎年実施する人気イベントに成長する。

SNS上における情報の玉石混交が課題となる中、ユーザーへ正確な医療情報を届けるため、医療機関の公式SNS運用支援事業を開始。不妊治療に精通した知見を活かし、戦略設計からコンテンツ制作、運用代行までを一貫してサポート。医療機関の専門性とユーザーのニーズを適切に結びつけることで、信頼できる情報インフラの構築に取り組む。
A. ジネコの前身となる「株式会社バズラボ」は2007年3月6日に設立されました。Webサイトとしての「ジネコ」は2000年1月15日に開設されています。
A. 2015年1月1日に、事業内容を明確にするため「株式会社バズラボ」から「株式会社ジネコ」へ社名を変更しました。
A. 主に、妊活・不妊治療情報のポータルサイト「Jineko.life」「ivfdoctor」、フリーマガジンの出版、不妊治療動画配信サービス「ジネコTV」、不妊治療サプリメント等を扱う「ジネコショップ」、および関連するセミナーやイベントの運営を行っています。